茨城県下妻市の学塾ヴィッセンブルクは少人数制で質の高い授業で上を目指す学習塾です。

コース紹介

トップページ

学塾ヴィッセンブルクについて

外観写真

住所
〒304-0067
茨城県下妻市下妻乙1277-6
電話・FAX
0296-43-2615
アクセス

お問い合わせ

  • 生徒募集中!!

2015.08.07  あすなろ35 エアコン普及率・害(過去記事)

2004.09号

今年のあつは、なついですねえ。

その上、突然冷えるから油断ならない。

 

盆に実家(愛知県)に帰ったら、なんとエアコンがついていました。ウチの実家は基本的に、昔から電子レンジや風呂のシャワーなどの「文明機器」の導入が遅いのですが、さすがに今年は限界を感じたとのこと。ウチの実家は茨城よりもだいぶ暖かい地域で、クルマで一時間も走ればメロン畑があるような所ですからねえ。

ウチは毎年、盆と正月に兄弟が集まります。私には大阪に住んでいる弟がいるんですけど、彼の云うには、大阪は日本で一番暑い都市らしいです。そういう所に住んでいる人間なので、「全然暑くないんやけど」なんて云っております。逆に真冬の正月に集まるときには、茨城から行く我が家の子供は、寒風の中平気な顔をしていて大変愉快。

──やっぱし、高校を出たら、家から離れたところに住む方がおもしろいですよ。

閑話休題。

今年の夏は、エアコンが大売れだそうです。電気屋さんも、普段は盆を過ぎたらエアコンコーナーを縮小するらしいのですが、今年は売り上げが落ちないために、縮小予定がないとか。でもエアコンって、今やついているのが普通だと思っていたのですが、それでも売れるものなのでしょうか。

平成十一年の統計では、ルームエアコンの普及率は全国平均で84.2%になっています。ただその後、暑い夏が二回くらい来ています。従って、今の普及率はもっと上がっているかと思われます。

としても、思ったよりも率が低いものですね。エアコンのない家庭なんてウチくらいのものだと思っていましたけど、まだ一割強がエアコンなしなんですね。

と思っていろいろ調べると、落とし穴が見つかりました。日本全国ってことは、そういや北海道まで含まれてましたよ。

北海道のエアコン普及率は、同じ調査でたったの9.3%なんだそうです。一割切ってるんですねえ。十軒に一軒ですよ。さすが北海道は違います。そういや、北海道は夏でも、野宿すると寒いっていいますね。

意外に少ないと思ったのが、南方の県。沖縄で84.9%と、全国平均並みです。家の造りがもともと涼しくできているためなのでしょうか。さらに宮崎に至っては、80.7%と全国平均を割っています。もしかして、山ばっかりだとか?南国なのに夏が過ごしやすいって、宮崎はいいですねえ。

その中で、茨城は87.4%の全国三十位。四十七都道府県中ですから、まあまあ低い方でしょう。なので、暑いだのなんだのとぜいたくを云ってはいけません。全国的に見れば、夏がマシな県という結果が出ているわけですから。ちなみに、関東で一番低いのは栃木です。栃木は寒いとこですから。

逆に、関東で一番エアコン普及率が高いのは、埼玉の95.9%。全国五位です。確かに、東京にはまだ「山」がありますけど、埼玉ってほとんどが平野にありますからね。その上、海のない内陸ですし。

さて、前述した大阪府は、全国一位でした。さらに、一位から四位までは、順に大阪・京都・滋賀・和歌山と、関西地方が独占しています。京都市内出身の友人が「夏は暑くてやってられない」と云っていましたが、これを見る限り本当みたいですね。また、関西の他県も、奈良を除いてすべてベストテンに入っています。奈良は山の中ですから。

関西って、やっぱり全国一暑い地方だったんですね。

※ところで、関西のエアコン普及率の高さは、もしかしたら気温よりも湿度にあるのかもしれません。しかし今回は、データがありませんので割愛

それはそうと、エアコンは、使いすぎに注意しましょう。大学の先輩(研究所勤務)も、職場のエアコンで体調を崩して、先日欠勤してしまったそうです。ほどほどに。

でもそれよりも、一番怖いのは「汗腺機能低下」です。ご存じでしょうか。

汗腺とは、体表にある汗のでる器官です。これの機能が低下すると、要は汗を出すのが下手になるわけです。

人間の体は、使わない機能は退化するようにできています。余分なものに「維持費」をかけるのは無駄ですから。足を骨折してギプスをはめていると筋肉が落ちるのも、こういう理由からです。

汗を出すのは、汗の蒸発によって、体表を冷ますのが目的です。従って、理想的な汗は、出たらすぐに蒸発するようなもの=うっすらとにじむような状態です。

さて、足の筋肉の例と同様に、汗をかく必要のない環境で過ごしている人は、汗腺を退化させてしまいます。人間の体の「無駄を省く作用」により、活動できる汗腺の数を減らしてしまうわけです。そういうひとが、いざ汗の必要な環境に出されると、少ない汗腺が足りなくなった機能を一生懸命補おうとします。するとどうなるか。

例えるなら、シャワーからじわじわと水を出しているとき、そのまま半分の穴をふさいでしまうことと同じです。個々の汗腺から出る量が増すために、乾くよりも先に流れていってしまうのです。

本来は蒸発させる量を、下にたらしてしまうわけですから、体の温度の下がりは悪くなります。つまり、汗がだらだらでるくせに、「健康な人」よりも暑い思いをする体になってしまうということです。

さらに、小さい頃からこういう環境で育てられると、汗腺の数自体が発達しないままオトナになってしまうということです。異常な暑がりな人がいたりしたら、もしかしたらエアコン育ちの、汗腺の未発達な人なのかもしれません。

冷房を使わないでも、体を冷やす方法はあります。例えば食べ物。「体を温める食品」と、「体を冷やす食品」があることをご存じでしたか?

基本的に、本来「夏のもの」「南方産のもの」は、体を冷やす効果があります。スイカ・ナシ・メロン・トマト・レタス・キュウリ・ナスあたりがいいらしいです。スイカを食べ過ぎると腹を冷やすというところからも、確かに効果がありそうです。

また、カレーなどの香辛料料理は発汗促進作用があるために、結果的に体を冷やす効果があるとか。さらに、コーヒー・紅茶・緑茶は体を冷やすが、ウーロン茶は体を温めるとか。このあたり、どうしてこうなるか、メカニズムの説明が見つかりませんでした。そのうちにどこかで調べてみようと思います

ともあれ、夏は暑いものだということで。

学塾ヴィッセンブルク 朝倉  



一覧に戻る

ページの先頭へ