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2016.02.01  あすなろ112 ハス(過去記事)

2011.01号

知っている方も多いでしょうが、茨城は農業大国です。
現在、農産物出荷額は、千葉を抜いて全国二位となっています。
そういうと、一位がどこなのか気になるでしょうが、一位は北海道です。
ちなみに北海道の出荷額は、茨城の倍以上ありますので、ここに勝つのはあきらめましょう。
絶対無理です。

ともかくそういうわけですので、茨城が全国一番という農産物は、結構あります。
中でも、レンコンはダントツ一位で、茨城を代表する農産物ともいえます。

レンコンは、ご存じの通りハスの根です。
しかしハスなんて、レンコン畑以外では、普通は見かけることはないでしょうね。
私も、茨城に住むまでは、まともに見る機会なんてありませんでした。
というよりも、本当は見ていても、ハスだと気づいていなかっただけなのかもしれません。

スイレンという植物があります。
通っていた小学校の池にもありました。
モネの絵にもありますし、
睡蓮鉢(すいれんばち)に金魚と一緒に入っていると様になるアレです。

112-1.png

私は、ハスといったらこれのことだと思っていました。
事実、以前はハスとスイレンは同じ仲間だとされていました。
しかし現在では、スイレンとハスは全く別系統の植物だということがわかっています。
有名なオオオニバスも、スイレンの仲間です。

葉が水面に浮かんでいるスイレンに対して、
ハスの葉は水面から伸びているのが特徴です。
食用のハスだと、1m程伸びた先に、直径1mくらいの葉がついていますので、
草本としては、かなり大きい植物です。

仏教美術には、ハスが多く登場します。
仏様がのっかっている場所は、蓮華(れんげ)と呼ばれるハスの花の上です。
また、仏像の周囲にも、ハスを模した飾り(常花)を配していることがよくあります。
寺院の庭園には、よく池の片隅にハスが植えられています。
そう思ってよく思い返してみると、あちこちの寺の中庭に、ハスがあったような気もします。

112-2.png

ハスは、泥の中から生えて美しい花を咲かせる姿が仏の象徴云々、という理由で、
仏教と関わりが深いとされています。
が、そんな理由はどうでもいいと思えるほど、神秘的な花を咲かせます。

先述の通り、ハスは葉が1mほど水面から立ち上がります。
その緑の林の中で、さらに上に伸びた茎の先に、30㎝くらいの大きな花を咲かせます。
そしてその花は、早朝に咲き、昼には閉じてしまいます。

でっかい花が、まっすぐに高く伸びた茎の先に、真上を向いて咲くその姿は、
実に荘厳です。
夏の朝のさわやかな空気の中、仏様が上に乗っかっていても不思議じゃないような、
そんな雰囲気があります。
機会があったら一度、その姿をぜひ見てください。
霞ヶ浦近辺まで行けば見られます。

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ハスの花は蓮華と呼ばれていますが、レンゲといえば、また別の植物があります。
こちらは、正確にはレンゲソウという名前です。
漢字で、紫雲英と書くこともあります。

最近では、ゲンゲという呼び方もあるらしくて、ウィキペディアでもそれに従っていますが、
一般的には支持されているとは思えません。
私の手許にある図鑑でも、レンゲソウになっています。

レンゲソウの花の形は、ハスに少し似ていますので、ここからその名前が来たのでしょう。
レンゲソウといえば、かつては春先には休耕田で満開になっていたものでした。
一緒に耕して、肥料にするためです。

レンゲソウは、マメの仲間です。
マメ科の植物は、根に共生させた根粒菌によって、空中の窒素を取り込むことができます。
肥料で重要なのはチッソリンサンカリと呼ばれるとおり、窒素とリン酸とカリウムです。
そのうちの窒素は、空気中には大量にあるのですが、昔はそれを
肥料に使うことはできませんでした。
ですから、レンゲソウは非常に貴重な肥料となったのです。

ちなみに、空中の窒素を取り入れる方法を発明した科学者は、ノーベル賞を取っています。
(フリッツ・ハーバー 1918年)

あともう一つ、レンゲといえばれんげですよね。
ラーメンのドンブリに入っているあのれんげです。
中華スプーンです。

こちらは、散蓮華(ちりれんげ)とも呼ばれるそうです。
こちらは、ハスの花びらに形が似ているから、なのだそうです。
写真を見せられると、確かにそうです。

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私はこの、れんげという食器が大好きで、
家ではカレーを食べるときにもれんげを使っています。
れんげは食べにくいという声を時々聞きますが、本当はそんなことはありません。
ラーメン屋などで出されるそれは、プラスチック製の安物で、角が立っていて深い上、
スープがたくさん入るようにでかくなっているだけのことです。
ちゃんとした陶器のものは、内面が滑らかに丸くなっていて、
もっと浅く小振りにできています。

本場の中国では、スープを飲む用やチャーハンを食べる用などで、
何種類もあるということです。

そうそう。
レンコンですが、泥付きのものを酢につけないでそのまま調理すると、
少しイモのような食感になります。
特に、霞ヶ浦周辺の直売所で売っている新鮮なレンコンは、マジで旨いです。
お試しあれ。

学塾ヴィッセンブルク 朝倉  


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